キッチンカーの縁の下

【2026年最新】神奈川県のキッチンカー出店募集情報まとめ|エリア別・形態別ガイド

神奈川県は人口約920万人を抱える日本第2位の自治体ですが、キッチンカーにとっては「一つの県」というより性格の異なる複数の市場が隣り合った地域です。横浜・川崎の都市部、湘南の海岸エリア、県央のベッドタウン、県西の観光地。それぞれ客層も単価も、出店のしやすさも違います。

そして神奈川県には、他県にはない制度上の特徴があります。政令指定都市を3つ抱えながら、営業許可は県内1か所で取れば全域で営業できるという点です。ただしこれには取得時期による例外があり、ここを見落とすと横浜市で営業できない車両を買ってしまうことになります。

この記事では、業界19年の運営が、神奈川県でキッチンカーを出店するために知っておくべき制度・エリア特性・募集の探し方を整理します。

神奈川県のキッチンカー出店事情(2026年版)

神奈川県でキッチンカーを出店するメリット

神奈川県で営業する利点は、大きく3つあります。

1つ目は、許可が県内で共通していることです。2021年6月1日以降に許可を取得した車両であれば、県内のどこでも営業できます。横浜市・川崎市・相模原市という3つの政令指定都市に加え、横須賀市・藤沢市・茅ヶ崎市も保健所を持っていますが、それぞれに手続きをする必要はありません。

2つ目は、市場の性格が多様なことです。1台で複数のタイプの案件を回せます。

  • 横浜・川崎:オフィス街の平日ランチ需要と、大規模イベントの両方がある
  • 湘南(藤沢・茅ヶ崎・平塚):週末型のマルシェが年間を通じて多い
  • 県央(厚木・大和・海老名):住宅地の商業施設・公園でのファミリー向け出店
  • 県西(小田原・箱根):観光需要と地域イベント
  • 三浦・湘南海岸:夏季のシーズン出店

平日は都市部のオフィス街、週末は湘南のマルシェ、夏は海岸、という組み方ができます。売上が特定の季節・特定の客層に依存しにくいのは、事業として大きな意味を持ちます。

3つ目は、東京都に隣接していることです。川崎市は多摩川を挟んで大田区・世田谷区と接しており、横浜市北部からも都心へ1時間かかりません。東京都の許可を別途取得すれば、営業範囲は一気に広がります。実際、神奈川を拠点にしながら都内案件を主軸にしている事業者は少なくありません(東京都のキッチンカー出店募集情報まとめ)。

神奈川県の保健所体系(2026年8月時点)

神奈川県内の食品衛生の窓口は、県と保健所設置6市の計7自治体に分かれています。申請先は下表のとおりです。

  • 横浜市:各区の福祉保健センター生活衛生課
  • 川崎市:各区役所地域みまもり支援センター(福祉事務所・保健所支所)衛生課
  • 相模原市:市の保健所
  • 横須賀市:市の保健所
  • 藤沢市:市の保健所
  • 茅ヶ崎市:市の保健所(寒川町を含む
  • 上記以外の県内全域:神奈川県の保健福祉事務所

県の保健福祉事務所は、平塚・鎌倉・小田原・厚木の4所を軸に、センターや支所が置かれています。主な担当は次のとおりです。

  • 平塚保健福祉事務所:平塚市・大磯町・二宮町(0463-32-0130)
  • 平塚保健福祉事務所 秦野センター:秦野市・伊勢原市(0463-82-1428)
  • 鎌倉保健福祉事務所:鎌倉市・逗子市・葉山町(0467-24-3900)
  • 鎌倉保健福祉事務所 三崎センター:三浦市(046-882-6811)
  • 小田原保健福祉事務所:小田原市・箱根町・真鶴町・湯河原町(0465-32-8000)
  • 小田原保健福祉事務所 足柄上センター:南足柄市・中井町・大井町・松田町・山北町・開成町(0465-83-5111)
  • 厚木保健福祉事務所:厚木市・海老名市・座間市・愛川町・清川村(046-224-1111)
  • 厚木保健福祉事務所 大和センター:大和市・綾瀬市(046-261-2948)

管轄区域は自治体側で更新されることがあるため、申請前に神奈川県の保健福祉事務所一覧で最新の情報を確認してください。

申請手数料は、飲食店営業で16,000円、菓子製造業で14,000円が目安です(神奈川県および川崎市の公表額)。魚介類販売業・食肉販売業は9,600円です。5か月を超えない短期営業については、新規手数料の半額になります。

なお、2021年5月31日以前に許可(有効期間が5か月を超えるもの)を受けていた事業者が、2021年6月1日以降も引き続き営業する場合の申請には、減免が適用されるケースがあります。該当しそうな場合は、申請先の自治体に確認してください。

2021年6月1日以降は県内全域で営業できる

神奈川県で最も重要な制度がこれです。

かつては、県内全域で営業するには県と6市それぞれに手続きが必要でした。現在は、県と保健所設置6市が「自動車による移動食品営業に関する申し合わせ」を結んでおり、神奈川県内のいずれかの自治体で営業許可を取得または営業届出をすれば、県内の他の自治体での手続きは不要です。営業中の衛生指導は、その営業区域を所管する自治体が行います。

ただし、注意すべき点が3つあります。

1つ目は、申請先の決まり方です。「営業したい場所」ではありません。次の3つのいずれかを管轄する自治体に申請します。

  • 営業車の車庫(車の保管場所)の所在地
  • 営業車を管理する事務所等(下処理用の調理施設等)の所在地
  • 営業者の住所(法人の場合は主たる事務所の所在地)

神奈川県内に該当する場所がない場合は、主たる営業地の自治体が窓口になります。つまり県外在住で神奈川に車庫も仕込み場所もない場合は、実際に出店する地域の保健所が申請先です。

2つ目は、2021年5月31日以前に許可を取得した車両の扱いです。この場合の営業区域は従来どおりで、政令6市および寒川町を除く県内一円にとどまります。横浜市・川崎市・相模原市・横須賀市・藤沢市・茅ヶ崎市・寒川町では営業できません。

これは中古車両を購入するときに必ず確認すべき点です。「神奈川県の許可付き」という条件で車両を買っても、取得時期が2021年5月以前なら、県内最大の市場である横浜市で営業できません。なお旧基準で許可を受けた車両も、有効期限が満了して営業を継続する場合は、新しい施設基準を満たす必要があります。

3つ目は、変更・廃業の届出先です。これは許可を受けた自治体の保健所等で行います。営業は県内どこでもできますが、手続きの窓口は最初に許可を取った自治体のままです。

なお自動車営業の申請では、通常の必要書類に加えて業務計画書の提出が求められます。

営業許可の有効期間と更新

営業許可には有効期間があります。食品衛生法第55条第3項では、都道府県知事は許可に「五年を下らない有効期間その他の必要な条件」を付けることができると定められており、下限は5年です。実際に何年になるかは施設ごとに設定され、営業許可証に期限が記載されます。神奈川県は具体的な年数を公表していないため、自分の車両が何年なのかは許可証の記載で確認してください。

期限を過ぎても営業を続ける場合は、満了前に継続(更新)の申請が必要です。飲食店営業の手数料は新規16,000円に対して継続12,000円で、継続のほうが安く設定されています。期限を切らすと新規扱いになり、施設検査もやり直しになります。手数料や必要書類は神奈川県厚木保健福祉事務所「食品関係の営業を始めるためには」で確認できます(2026年8月時点)。

エリア別の出店募集情報

神奈川県は面積こそ全国43位と小さいものの、地域によって出店環境が大きく異なります。当サイトの掲載実績をもとに、9つのエリアに分けて整理します。

横浜市

人口377万人、18区を抱える県内最大の市場です。募集の性格は区によってまったく違います。

みなとみらい・関内・象の鼻パークといった観光拠点では、規模の大きいイベントに付随する出店募集が出ます。象の鼻パークで開かれるホッチポッチ横浜のような音楽イベントは、来場者数も出店料も一般的なマルシェとは桁が違います。

一方、旭区・瀬谷区・青葉区などの住宅地エリアでは、商店街や地域施設でのイベント、企業の販促イベントに付随した募集が中心です。旭ジャズまつりのような地域の恒例行事もあります。

18区あるため、「横浜市で出店」と一括りにせず、区ごとの客層を見て判断してください。中区でのイベントと瀬谷区でのイベントでは、単価も売れ筋も変わります。

川崎市

武蔵小杉・川崎駅周辺の再開発エリアと、多摩川沿いの公園が主な出店先です。人口154万人に対して面積が狭く、人口密度は県内最高です。

東扇島東公園のような大規模公園では、ペット系イベントや野外フェスが開かれます。一方、住宅密集地では商業施設の一角を使った小規模なマルシェが多い傾向です。

東京都大田区・世田谷区に接しているため、都内案件との組み合わせが最もしやすい立地です。川崎に車庫を置き、都内と神奈川の両方の許可を取る事業者は珍しくありません。

相模原市

3つの政令市の中では募集数が少なめですが、相模大野駅北口の駅前広場など、駅前を使った地域イベントがあります。市が共催する福祉系のイベントに出店枠が出ることもあります。

東京都町田市に隣接しており、都県境をまたぐ動線が組めます。緑区は山間部を含み、市域が広いため移動時間の見積もりには注意してください。

湘南(藤沢・茅ヶ崎・寒川)

神奈川県で最も出店募集が多いエリアです。当サイトの掲載実績でも、茅ヶ崎市は単独で県内最多を記録しています。

辻堂海浜公園・茅ヶ崎市役所前広場・鶴嶺八幡宮・湘南公園墓地といった会場で、年間を通じてマルシェが開かれています。主催者も湘南マルシェをはじめ定期開催の団体が複数あり、一度採用されると継続的に声がかかりやすいのが特徴です。

藤沢市・茅ヶ崎市はいずれも保健所設置市です(茅ヶ崎市は寒川町も管轄)。ここに車庫や仕込み場所がある場合は、市の保健所が申請先になります。

競合も多いエリアなので、メニューの差別化が問われます。海岸沿いという立地から、飲料・かき氷・軽食の需要が高い一方、同種の出店が集中しやすい点にも注意してください。

平塚・大磯・二宮

大磯運動公園・ラディアン花の丘公園などで、月次に近い頻度でマルシェが開かれています。同一主催者が年間を通じて枠を出すため、スケジュールが読みやすいエリアです。

湘南エリア(藤沢・茅ヶ崎)と比べると競合が少なく、初出店の枠が取りやすい傾向があります。実績を作る場として使い、そこから湘南エリアに広げる進め方もあります。

平塚保健福祉事務所の管轄で、秦野市・伊勢原市は同事務所の秦野センターが担当します。

鎌倉・逗子・葉山

観光客と地元客の両方が見込めるエリアですが、鎌倉市は歴史的景観の保全から出店可能な場所が限られます。市街地の路上や社寺の境内で自由に出店できるわけではありません。

実際の募集は、学校行事・地域の祭礼・寺社の催しに付随するものが中心で、一般公募より紹介経由の比率が高いのが実情です。地元の主催者とのつながりができると案件が入りやすくなります。

横須賀・三浦

横須賀市は保健所設置市で、うわまち広場のような市街地の広場でイベントが開かれます。米軍基地の街という性格上、独特の客層があるのも特徴です。

三浦市は夏の海水浴場需要が大きく、三浦海岸海水浴場のようにシーズン全体を通した長期の出店枠が出ることがあります。7月から8月末までといった期間契約に近い形になるため、単発イベントとは収支の考え方が変わります。期間中の稼働率・仕込み体制・スタッフ確保を含めて判断してください。

三浦市は鎌倉保健福祉事務所三崎センターの管轄です。

県央(厚木・大和・海老名・座間・綾瀬・秦野・伊勢原)

住宅地と工業地が混在するエリアです。商業施設の駐車場や地域の公園での出店が中心で、ファミリー層が主な客層になります。単価は都市部より低めですが、来場者に占める購買率は高い傾向があります。

厚木市周辺は厚木保健福祉事務所、大和市周辺は同事務所の大和センター、秦野市・伊勢原市は平塚保健福祉事務所秦野センターが管轄します。

圏央道・東名高速のインターが複数あり、県内の移動拠点としても使いやすい位置です。

県西(小田原・南足柄・足柄上・箱根)

小田原市は当サイトの掲載でも上位に入るエリアで、市役所前庭やおだわら諏訪の原公園での募集が定期的に出ます。南足柄市運動公園など、市民向けイベントの募集もあります。

箱根町は全国有数の観光地ですが、キッチンカーの公募は多くありません。既存の飲食店が多く、出店場所の確保が難しいためです。観光客数だけを見て狙うと空振りします。

静岡県東部(三島・沼津)と接しており、両県で許可を取れば動ける範囲が広がります(静岡県のキッチンカー出店募集情報まとめ)。

出店募集の形態別の見方

1. 単発イベント型

最も数が多い形態です。開催日が1日から2日で、出店料は3,000円から8,000円程度が中心。神奈川県では湘南エリアのマルシェがこの型の主役です。

判断のポイントは来場者数と客層です。初出店の場合、前回実績の来場者数を主催者に確認しておくと、仕込み量を大きく外しにくくなります。「予想来場者100名」と書かれていても、それが主催者の希望なのか前回実績なのかで意味がまったく違います。

出店料が安い案件ほど競合が多く、選考になることも珍しくありません。

2. 定期開催型

同じ会場で毎月・隔月と繰り返されるものです。大磯運動公園や茅ヶ崎の各会場のように、同一主催者が年間を通じて枠を出します。

一度採用されると継続出店につながりやすいのが最大の利点です。リピーター客が付き、回を重ねるごとに売上が伸びるケースが多く見られます。初回の売上が想定を下回っても、すぐに切らずに2〜3回続けてみる価値があります。

逆に、主催者との関係が悪化すると年間の売上計画が崩れます。当日の指示に従う、時間を守る、勝手に場所を変えない――基本的なことの積み重ねが効きます。

3. 常設・長期型

商業施設の駐車場や公園に、数か月単位で出店するものです。神奈川県では数が少ないものの、三浦海岸のようにシーズン契約に近い形が出ることがあります。

安定収入になる反面、他の案件を入れにくくなります。期間中の稼働率と1日あたりの売上見込みを掛け合わせ、単発を回した場合と比較して判断してください。「安定」という言葉だけで飛びつくと、機会損失になることがあります。

4. 大規模フェス型

音楽イベント・スポーツイベント・自治体の大型祭りに付随する出店です。出店料が数万円になることも多く、来場者数も桁が違います。

準備量・スタッフ数・仕込み場所の確保が単発イベントとはまったく別次元になります。1日で数百食を出す体制が必要で、これを見誤ると行列を捌けず、機会損失どころかクレームにつながります。

単発イベントで実績を積み、オペレーションが安定してから挑むのが安全です。

5. 事業所・施設型

オフィスビル・工場・病院・大学などへの定期的な出店です。横浜・川崎の都市部で成立しやすく、平日ランチの安定枠になります。

この型は公募がほとんどありません。直接営業や紹介で決まるのが通例です。既に出店しているキッチンカーとのローテーションに空きが出たタイミングで入る形が多いため、日頃から総務部門や管理会社に接点を作っておくことが効きます。

神奈川県で出店する際のポイント・注意点

1. 許可の取得時期を必ず確認する

繰り返しになりますが、これが神奈川県で最も見落とされやすい点です。2021年5月31日以前に取得した許可は、営業範囲が政令6市・寒川町を除く県内一円にとどまります。

中古車両を購入する場合、許可証の交付日を必ず確認してください。この確認を怠ると、横浜市・川崎市・相模原市・横須賀市・藤沢市・茅ヶ崎市・寒川町で営業できない車両を買うことになります。県内の主要な市場のほとんどが該当します。

2. 取り扱える食品に制限がある

神奈川県は、固定店舗に比べて衛生管理が難しいことを理由に、次の食品の提供を控えるよう求めています。

  • 既製品以外の氷(冷却など調理に使用する場合を含む)
  • 非加熱または加熱不十分な状態で提供する食肉・魚介類・卵を含む食品
  • 営業車内で生鮮食品を下処理から調理した食品

メニュー設計の段階でこれを知らないと、営業許可の相談時に組み直しになります。特に自家製の氷を使ったドリンクや、半熟卵を使ったメニューを考えている場合は、事前に保健所へ相談してください。

3. 貯水設備の容量でメニューが決まる

給水・排水タンクの容量は、業務計画(取り扱う品目、提供食数、調理工程、使用する水の量)に基づいて決まります。容量が小さいほど扱える品目が限られるため、車両を選ぶ段階でメニュー構想と紐づけて考える必要があります。

旧基準では、貯水設備が40リットル以上200リットル未満の軽自動車を利用した飲食店営業は「単一品目」のみの取り扱いという扱いでした。現行基準でも、容量とメニューの関係は変わりません。「あとから品目を増やせばいい」という考え方は通用しないことがあります。

4. 湘南エリアは天候リスクが高い

海岸沿いのイベントは風の影響を受けやすく、雨天中止の判断も早めに出ます。テントが飛ぶ事故は毎年どこかで起きています。

中止時のキャンセル料の扱いを事前に確認してください。主催者によって「災害等による中止はキャンセル料なし、自己都合の欠席は出店料全額」と分かれているのが一般的です。中止の判断が前日なのか当日朝なのかも、仕込みのタイミングに直結します。

5. 都内案件との組み合わせを前提に考える

神奈川県内だけで週7日を埋めるのは、エリアによっては難しいのが実情です。特に平日の稼働先を確保するには、都市部のオフィス街か事業所案件が必要になります。

東京都の許可を別に取得して都内案件と組み合わせる事業者が多く、川崎市・横浜市北部を拠点にすると両方に動けます。首都圏全体で見ると、東京・千葉・埼玉もそれぞれ県内一円で営業できる制度になっているため、複数都県の許可を持つ意味は大きくなります。

東京都千葉県埼玉県の状況も併せて確認しておくと、動線が組みやすくなります。

6. 電源・発電機の条件を毎回確認する

会場によって、発電機の持ち込み可否・電源の貸し出し有無・使用可能なワット数が異なります。

  • 商業施設:発電機不可、コンセント貸与(1500W以内など上限あり)が多い
  • 公園・屋外広場:発電機必須のことが多い
  • 屋内会場:そもそもキッチンカーの搬入ができない場合がある

応募前にここを確認しないと、当日営業できないという事態になります。あわせて、ゴミの持ち帰り消火器の持参はほぼ全会場で求められると考えてください。

神奈川県の主要イベント年間カレンダー(2026年版)

当サイトに掲載された募集をもとにした、季節ごとの傾向です。会場・時期は年によって変わるため、実際の募集は都度確認してください。

  • 7〜8月:三浦海岸をはじめとする海水浴場のシーズン出店。各地の夏祭り・盆踊り。横浜市各区の音楽イベント。屋外は熱中症対策が必須で、冷たい商材の比率を上げる時期
  • 9〜10月年間で最も募集が多い時期。湘南・県西の公園マルシェが集中し、駅前イベントも増える。気候が安定し、来場者数も伸びやすい
  • 10〜11月:秋のフェス期。象の鼻パークの大型イベント、東扇島東公園のペット系イベント、各市の市民祭りが重なる。出店料の高い大型案件が出るのもこの時期
  • 12月:クリスマスマーケット・年末マルシェ。茅ヶ崎市役所前広場など。温かい商材が強い
  • 1〜3月:屋外イベントは大きく減る。学校行事や地域施設での催しに付随した募集が中心。稼働日数が落ちるため、年間の収支計画ではこの時期を織り込んでおく
  • 4〜6月:春のマルシェシーズン。花の名所や公園でのイベントが増える。梅雨入り後は中止リスクが上がる

神奈川県は9月から11月に案件が集中し、1月から3月に落ち込むのが基本的な形です。この波を前提に、閑散期の稼働先(事業所案件・屋内会場)を持っておくと年間を通じて安定します。

神奈川県の出店募集情報を効率的に集めるには

1. 大手マッチング・プラットフォーム

全国規模のキッチンカー派遣・マッチングサービスに登録しておくと、企業イベントや商業施設の案件が回ってきます。手数料が発生する代わりに、営業活動なしで案件が入るのが利点です。

ただし単価は自社で取った案件より下がる傾向があります。稼働の空きを埋める手段と位置づけ、主軸は自分で取りに行くのが現実的です。

2. 神奈川県・首都圏独自のプラットフォーム

神奈川県内は、湘南エリアを中心にマルシェ主催団体が独自にSNSで募集を出すケースが多いのが特徴です。ウェブサイトを持たず、Instagramのストーリーズだけで募集をかける主催者も珍しくありません。

定期開催の団体は次回日程を早めに告知します。特定の主催者のアカウントをフォローしておくと、一般公募の前に情報が入ることがあります。過去に出店した会場の主催者は、必ずフォローしておいてください。

3. ポータルサイト・地域メディア

地域のイベント情報サイトやタウン誌のウェブ版に、出店者募集が載ることがあります。神奈川県は地域メディアが比較的多く、市単位の情報サイトが機能しているエリアもあります。

特に市民向けイベントは、行政の広報と地域メディアにしか情報が出ないことがあります。

4. 自治体・行政の公式サイト

市民祭り・区民まつり・公園イベントは、市区町村の公式サイトで出店者を募集します。応募締切が早く、提出書類も多いのが通例ですが、出店料が安い(または無料)ケースがあります。

神奈川県は政令市が3つあるため、横浜市・川崎市・相模原市はそれぞれ区単位でも情報が出ます。市の公式サイトだけを見ていると、区の広報に載った募集を取りこぼします。

キッチンカーの縁の下

当サイトでは、神奈川県内の出店募集を毎日更新しています。エリア・開催日・出店料で絞り込めるため、条件に合う案件を探しやすくなっています。

行政の公募からInstagramで告知された小規模マルシェまで、情報源を横断して掲載しています。応募導線が確認できない募集は掲載しない方針のため、掲載されている案件は実際に応募できるものです。

神奈川県の出店募集一覧を見る

【2026年最新】神奈川県で今募集中のキッチンカー出店情報

「キッチンカーの縁の下」に掲載中の、神奈川県で現在募集中の出店情報は下記のページからご覧いただけます(掲載は毎日更新しています)。

横浜市・川崎市の都市部から、湘南・県西の地域マルシェまで、開催日順に一覧で確認できます。出店料・募集台数・応募方法・締切もあわせて掲載しているため、条件に合うものを絞り込んでから応募先を検討できます。

神奈川県の出店募集をすべて見る →

神奈川県を拠点にしつつ、隣接都県や他エリアへの展開を考えている方は、以下のガイドもあわせてご覧ください。都道府県ごとに営業許可の広域性・保健所体系・募集の傾向が異なります。

神奈川県でキッチンカーを呼びたい主催者の方へ

この記事は出店する側(キッチンカー事業者)向けの情報ですが、「神奈川県のイベントにキッチンカーを呼びたい」という主催者・場所提供者の方は、こちらの手引きをご覧ください。手配の流れ・費用の相場・募集の出し方まで、業界19年の運営がまとめています。

キッチンカーを呼びたい方へ|手配の流れ・費用相場・募集の出し方を解説

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滝澤 仁

この記事を書いた人

滝澤 仁
株式会社セレーノ代表取締役 / キッチンカーの縁の下 運営者・業界19年

長野県在住。2005年にキッチンカーで起業し、フランチャイズ本部・中古車両売買・業界メディアを手がける。出店する側・集める側・支える側、すべての立場を現場で経験してきた。

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